ソフトテニスラケットの選び方について

一番良いソフトテニスラケットとは、個々のプレイスタイルに合ったラケットがベストのラケットです。 

 

ソフトテニスラケットの形には、大きく分けて ストローク中心の後衛向きラケットとボレー中心の前衛向きラケットの2種類の形があります。 

ストローク中心の後衛向きのラケットは、シャフトの部分が若干細くなっていて振り抜きが良くシャフトのしなりでボールを飛ばす事ができます。 

ボレー中心の前衛向きのラケットは、フレームの部分が厚くなっていて面のブレを抑え面安定性や操作性に優れています。 また少機種ですが、新しいプレイスタイルに対応したあらゆるショットを可能にした全ポジション対応モデルも発売されています。 

まずは、以上の3種類の中から自分に合ったラケットの種類を決めましょう。 

 

次にラケットの面(フェイス)の大きさとラケットの重量,他を決めましょう。 

初心者は、面が少し大きめの95平方インチから100平方インチのラケットが良いでしょう。 面が大きいラケットは、スウィートエリアが広く飛びが良く非力なプレーヤーや初級者に向いています。 

逆に 面が小さいラケットは、スウィートエリアは小さくなりますが スイングのパワーロスが少なくコントロール性に優れスイングスピードの速いパワープレーヤー(上級者)に向いています。 平均的なラケットの面の大きさは90平方インチです。 

 

ラケットの重量は、200gから298gぐらいのものがありますが、最近は250g前後のラケットが主流のようです。 

軽いラケットは、操作性が良く厚ラケで飛びが良いモデルが多く、非力なプレーヤーに向いています。 

逆に 重いラケットは、攻撃的で重いボールを打つ事ができスイングスピードの速いパワープレーヤーに向いています。 

 

【  そ の 他  】 

・ラケットのバランス 

ラケットが静止した状態で つりあいのとれるポイントを グリップエンドからの長さで表示し、数値が小さいほどトップライト設計で 逆に数値が大きいほどトップヘビー設計になります。 トップライトのラケットは、重心が手元にあり 実際のラケットの重量よりも軽く感じ 操作性が良く俊敏な動きを必要とする ボレーを中心の前衛に向いています。 

トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先にあり 軽いラケットでもパワーを発揮し強いボールを打つ事ができ ストローク中心の後衛に向いています。

 

  ・ラケットのグリップサイズ 

ソフトテニスラケットのグリップサイズは、2,3種類のサイズがあります。

 

ヨネックス 0、1、2 数字が小さいほどグリップは細くなります。
ミズノ 0、1
ゴーセン 0、1、2
ダンロップ 0、1

 

太いグリップのラケットは、力が入りやすく強い打球に対応するボレー中心の前衛に向いています。 

細いグリップのラケットは、リストを柔らかく使うストローク中心の後衛に向いています。 ラケットのグリップにグリップテープを巻くプレーヤーが多く、テープを巻く事でグリップが約ワンサイズ太くなります。 その事も考慮し、基本的には自分の手の大きさに合わせて グリップサイズを選ぶと良いでしょう。

 

  ・ラケットのフレックス 

フレックスとは、ラケット(シャフト・フレーム)の硬さの事で、ボールを打ったときのラケットのしなり具合で「柔らかめ」、「硬め」と表します。 

柔らかめのラケットは、シャフトのしなりでボールを遠くまで飛ばす事ができ 非力なプレーヤーに向いています。 

逆に 硬めのラケットは、スイングのパワーロスが少なく コントロール性に優れ スイングスピードの速いパワープレーヤーに向いています。

 

  ソフトテニスラケット選びには、自分のプレイスタイルやスイングスピードに合ったラケットを選ぶ事が重要です。 多種多様なラケットの特徴を把握し、自分のプレイスタイルに合ったラケットを選び、より充実したソフトテニスライフをお楽しみ下さい。

 

★ ヨネックスソフトテニスラケットは、こちらをご覧ください。 

★ ミズノソフトテニスラケットは、こちらをご覧ください。 

★ ダンロップソフトテニスラケットは、こちらをご覧ください。